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M.Oさん

AIエンジニア/2022年入社

大学院で新X線源による過渡現象可視化について研究。新卒入社で大手製鉄会社へ。北海道で設備企画や生産管理・品質管理に従事。次に転職した半導体メーカーではAIを活用した製造技術の革新に寄与する。TELはAIに深く関わる仕事と北海道勤務があったため、志望していた。

機械学習で製造技術を進化させる経験を積み
その最前線で活躍できるTELへ

前職は当社のお客さまでもある半導体メーカーです。同社で初期に手掛けたのは、チップを製造する時に蓄積されるさまざまかつ膨大なデータを解析することで、最適なプロセス条件を把握して歩留まり改善に役立てるという施策でした。それが0.9%もの歩留まり向上を実現し、先端ITが製造技術に大きく寄与できることを体感しました。その後、機械学習を用いた画像処理の自動化技術開発やディープラーニングを用いた量産データ解析技術に従事するなど、この領域での経験と自信を深めていきました。そのような経験を積んだ後、TELへの転職を決めたのは、機械学習関連のスキルを多くの場面で生かせることと、希望する北海道勤務が可能であること、人柄の良い人が多そうという3つのポイントからでした。

画像処理によるプロセス評価の自動化など
半導体製造技術の最前線を開拓していく

入社後は希望どおりに、AIを社内外に適用していくことで価値を生み出していくというミッションを任されています。現在の担当は、電子顕微鏡画像の評価作業を画像処理技術で自動化するというものです。具体的には、エッチング処理後の画像解析にAIを活用し、ノイズを除去しつつ加工された微細な溝の幅や穴の断面形状の寸法を自動で算出する技術です。こうした画像処理技術を半導体製造装置の開発現場に提案したり提供したりしていくことで、その成果を実感いただいた担当者たちから感謝されることも多く、やりがいを感じています。この技術はエッチング工程以外のさまざまな工程にも価値のある横展開が可能です。そのような可能性が、もっと学んで貢献していきたいというモチベーションにもつながっていると思います。

期待以上に、先端ITに強い仲間に恵まれ
刺激し合いながら未来のTELをつくっていく

TELに転職してきて期待以上だったのは、社内のさまざまな部門との連携で感じる仲間たちの人柄の良さです。助け合うマインドが社内に息づいていて、議論していても、より良い案を出そうという意識で白熱します。また、AIやディープラーニングに関するエキスパートの多さやそのレベルの高さも想像していた以上で、社員間で互いに知見を共有し、刺激し合いながら技術レベルを高めあっているのを実感します。その中でたくさんの知見を得るとともに、私からも積極的にアウトプットをしていくことを意識しています。また、働き方の面でも、妻の故郷でもある北海道の札幌勤務が実現でき、残業なども少なく、テレワーク環境も整っているので、オフタイムも増え余暇も充実しました。これからのTELを支える分野に携われてやりがいも大きいですし、働きやすい環境を提供してくれる会社のためにも、これからも貢献していきたいです。

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